野球の試合をあまり見ないという人も『つば九郎』を知っている人は多いのではないでしょうか。
2025年2月16日、東京ヤクルトスワローズのマスコットキャラクター『つば九郎の中の人』が亡くなりました
とのニュースがあり、野球ファンならず多くの人が驚いたことでしょう。
そんな中、訃報を聞いた人たちからは

つば九郎の中の人って誰?
という疑問の声が上がっています。
そこで今回は『足立歩の病気は肺高血圧症だった!つば九郎を務めたきっかけエピソード』と題し、
亡くなる原因となった足立歩さんの病気や、つば九郎役に選ばれたきっかけエピソードを調査しました。
つば九郎の今後については『足立歩の年齢などwikiプロフ!今後どうなる?つば九郎神社にはファンが集結!』で紹介しています!
足立歩の病気は肺高血圧症


長年『つば九郎の中の人』として東京ヤクルトスワローズを支え続けた足立歩(あだちあゆみ)さん。
足立歩さんが亡くなった原因は肺高血圧症だと言われています。
主な症状は息切れやだるさ、足のむくみ、失神などがあげられます。
初期の段階では自覚症状がほとんどないため、



ちょっと疲れがたまっているのかも
と軽く考えてしまうことが多いんだとか。
そのため、気づいたときには症状が悪化し手遅れになるケースもあるんだそうです。
足立歩は体調不良で休養していた
東京ヤクルトスワローズの公式ホームページによると2025年2月6日に「つば九郎の中の人が体調不良で休養する」ことを発表しています。
詳しい病状は記載されておらず期間も決まっていないので、



もしかして重病なのかも
と、ファンの間では心配する声があがっていました。
足立歩さんの状況も少しずつ分かってきています。
2月1日 | 沖縄・浦添での1軍キャンプに同行 | |
2月4日 | 帰京する際、空港の搭乗口で倒れる 心臓マッサージを受け豊見城市内の病院に入院 一度は回復の兆しを見せる | |
2月6日 | 球団よりつば九郎の活動見合わせを発表 | |
2月16日 | 逝去 |
体調不良の発表から亡くなるまでの期間が短いことから、病状はかなり進行していたのかもしれません。
球団が公式発表
野球ファンだけでなく選手からも慕われていた足立歩さん。
球団の公式ホームページでは、足立歩さんが亡くなったことを発表しました。
これまで、つば九郎を支えてきた社員スタッフが永眠いたしました。球団マスコットとして、ここまで育ててくれた功績に感謝と敬意を表します
引用:東京ヤクルトスワローズ
お知らせを読んだファンからは、



「つば九郎役の社員」といった表現で留めることがリスペクトを感じる
と、温かいコメントが上がっています。
つば九郎の活動はしばらく休止
足立歩さんが体調不良になったことにより、2月6日の時点でイベント出演は中止や見合わせを発表していました。
今までつば九郎の中の人は一人でやっきたんですね。
このニュースを聞いて、



複数人で交代制なのかと思っていた
と驚いた人も多いのではないでしょうか。
今後の活動については「しばらくの間休止」となっていますので、また会える日をゆっくり待ちたいですね
足立歩のwiki風プロフィール
ここからは足立歩さんのプロフィールについて詳しく見ていきましょう。
【生年月日】1973年3月26日(51歳)
【身長】174㎝
【体重】85㎏
【前職】株式会社日本総業のアルバイト従業員
【性格】緊張しない、大胆な性格
【特技】言葉のセンスが光る、可愛らしい字を書く
【趣味】カメラ撮影、食べ歩き
1995年の公式ファンブックには、足立歩さんのインタビューコメントが掲載されています。


つば九郎役に抜擢されたことに対し足立歩さんは、
と語っており、いつも着ぐるみの中では汗だくだったそうです。
つば九郎の中の人を務めた30年
足立歩さんがつば九郎の中の人としてデビューしたのは1994年4月9日
かれこれ30年も活動し、野球界に貢献してきたんですね。
つば九郎は野球の試合時だけでなくテレビ出演や地域貢献でも活躍しており、特別表彰も受賞されています。
20㎏近くの着ぐるみを着てパフォーマンスをすると、1試合で体重が5㎏近くも落ちることがあるんだそう。
そんな過酷な任務を一人でこなしてきた足立歩さんには、尊敬しかないですね。
つば九郎といえば、フリップ芸や空中くるりんぱのパフォーマンスが有名です。
ユーモアを交えた毒舌コメントやヘルメットを高く投げ頭でキャッチする技は、足立歩さんの考案だそうですよ。
足立歩がつば九郎に抜擢されたきっかけは度胸とユーモア
足立歩さんは高校卒業後、神宮球場の警備や清掃を担当している日本総業でアルバイトしていました。
そんな足立歩さんがつば九郎の中の人に選ばれたきっかけは、緊張しない大胆な性格だったからなんだそうです。
足立歩さんは昔からユーモアがありコミュニケーション力の高さに優れていたんだそうですよ。
つば九郎役のきっかけとなったエピソード
神宮球場で警備員として勤務していた足立歩さん。
酔って騒いでいる観客に対し、巧みな話術で説得しその場を収めたエピソードがあります。
なかなかホームランボールを返してくれない観客に欽ちゃん走りで近寄り、ものまねをして場を和ませ無事ボールを取り返した
これらの流れを見ていた球団関係者が、足立歩さんをつば九郎役に抜擢したそうです。
マスコットキャラクターは様々なお客さんを相手にするので、突発的な出来事も多いことでしょう。
足立歩さんの臨機応変さやコミュニケーション能力の高さが目に留まったのですね。
足立歩の病気に対する世間の声
つば九郎の中の人として活躍してきた足立歩さんに対し、世間では驚きと悲しみの声が多く上がっています。
季節を問わず機敏に動くつば九郎の姿は、見ていて癒されましたよね。
足立歩さんに対する世間の声をまとめました。
・目には見えない過酷な場面もあったと思う
・球団があえて「マスコットの中の人」に触れるところが功績の大きさを物語っている
・ドアラとの掛け合いが楽しくてとても印象的
・野球界を盛り上げてくれたことに多大な感謝
・めちゃくちゃ言うけど人を不快にさせないところが凄かった
つば九郎のすごいところは、野球ファン以外の人たちにも愛されてきたことではないでしょうか。
また、足立歩さん自身が野球を愛していたことが伝わってきますね。
ご冥福をお祈り申し上げます。